2013年06月19日

2013/06/16開催「『ウォーハンマーRPG』オンリーコンベンション〜REBOOT!〜」レポート第1回(見田航介)

昨年よりRole&Roll Station 秋葉原店さまでほぼ隔月1卓で開催している当『ウォーハンマーRPG 体験会』ですが、おかげさまで毎回ほぼ満員参加していただいており、数回参加してくださっている方もいれば新しい参加者さまもいる、といった具合にいい感じに開催できております。

というわけで、本格オンリーコン開催に向けて肩慣らし、とばかりに、先日16日に少しだけ卓拡大をはかって(といってもまずは2卓規模なのですが)〜ウォーハンマーRPGオンリーコンベンション〜REBOOT!〜を開催させていただきました。
開催10日前くらいには無事参加予約満となり、実行委員会としてもまずは一安心、初参加の方や女性参加者もいらっしゃって、じわじわと混沌が…違った、ウォーハンマーRPGに興味を持ってくださる方が広まっているのを感じて嬉しく思いました。


さて、前置きが長くなりましたが、今回は初心者卓と経験者卓に分けての開催。私、見田 航介は初心者卓のGMを担当させていただきました。
うまくいったかは怪しいのですが、一応GMの心づもりとしては初心者の方に世界観、雰囲気を感じてもらえればと、混沌、恣意的な貴族、デミヒューマンへの差別、どこに加担してもどこも汚れている…みたいなものを演出したいと考えてシナリオ作成しました。
あと個人的にあまり取り上げたことのなかったスターランド領邦を舞台にしました。


以下プレイレポ。

GM「ではキャラメイクですが、単発シナリオなのでキャリア選択ロールは3回振って好きなキャリアにしていいです、また、単発であんまりシナリオと合わないキャラになるのも無念なのでぶっちゃけますが、今回基本シティ・アドベンチャーです。戦闘も発生するかとは思いますが、調査系の技能があるといいかと思います」

初体験の方にはどのキャリアを選べばいいかわかりにくいかと思い、戦闘系なら攻撃回数、〈負傷治療〉技能、メイルアーマーを持っている、などのキャリアがオススメ、
捜査系では〈世間話〉や〈魅惑〉、〈威圧〉、〈捜索〉や、調べ方によっては〈忍び歩き〉や〈姿隠し〉などの技能を持っているキャリアがオススメと説明。で、出来上がったパーティは…

人間の従者 男
人間の家内工業人(地図職人) 女
エルフの薬師 女
ハーフリングの小作農 女
ドワーフの船乗り 男
ドワーフのトロール殺し 男


…ちょっと待て、シティアドベンチャーって言ったのにトロール殺して!(※栄誉ある戦いと死に場所を求めてさまようドワーフの純粋戦士職です) と若干不安になりつつ…


舞台は混沌勢力による大侵攻、『混沌の嵐』の4ヶ月後のスターランド領邦。
戦争の直接の被害は少ないものの、兵力が召し上げられたので“大いなる森”には盗賊が跋扈、安全のために街道を通ろうとするとやたらと通行税を取る料金所が増設されている。また、戦争難民も多く目にする。

そんな中、ブルトドルフの村についたPCたち。

GM「さて…そうだな、ハーフリングPCがいるので小作農の君にしよう。この世界のハーフリングはやたらと血族意識が高く、誰もが10代前までさかのぼって家系図をそらんじれるんですが、この村には君の…6代前の祖先を同じにするエルマーという親戚がいて、領主の料理人に抜擢されたと聞いている。村に来る機会があればぜひ寄ってくれと言っていたよ」

ハーフリング小作農「ふむふむ。美味い飯喰えるだか」

GM「さて、村に着くと君たちは役人に手続きを求められるよ。『入村税だ、足1本につき真鍮銭6枚な。それから…ドワーフは加えて銀貨1枚の『ヒゲ税』を貰い受ける。あとそこのチビ(ハーフリング)の女、成人した女は5フィート6インチを下回る1インチごとに『ちび税』として真鍮銭1枚だ。ん?お前は耳が長いか?』」

初期所持金が3gcだった悲しいエルフは青ざめてフードで耳を隠そうとするも見破られ、『耳税』としてエルフ耳1本につき銀貨1枚を要求される。

エルフ薬師「そんな殺生な〜、お金無いんですよぅ〜、大目に見てくださいよぅ〜」

卑屈なエルフ!!

地図職人「(〈常識:エンパイア〉を振って)ずいぶんと厳しく税を取っていますのね」
GM(役人)「まあ領主の男爵様が変わってからな…いや、戦で森の治安も荒れてるし、難民の世話もあるからな。妥当なとこだろ?」


そうこうしていると、背後から食料品を荷馬車に載せた商人が「早くしてくれ、男爵様への納品が遅れちまう」と急かす。と、その商人の横腹に飛来してどすりと突き刺さるジャベリン。

GM「警備兵の声が響くよ。『ビーストマンの襲撃だー!』 訳:チュートリアル戦闘だー」

というわけでセンティゴール4体と軽く戦闘。1体倒しているうちに荷台の食料品を奪って引き上げるセンティゴールたち。
従者・海兵・トロール殺し「追撃します」 GM「君ら殺る気満々だな!」

が、結局足の速いセンティゴールたちは森に去っていき、やがて警備兵2人と、シグマー司祭長の護衛官を名乗る男がやってきてPCたちの戦いぶりを賞賛してくる。男爵様にも報告しておくからあとで男爵邸に来るといいと言い、宿を探してるなら大通り脇にあるぞ、などと教えてくれる。
(商人の治療を終えたエルフ薬師「(もみ手)え〜、村の防備に一役買ったということで、入村税まかりません?」 役人「それとこれとは別」 エルフ……(ノД`))

ハーフリング小作農「あ、男爵様といえば、エルマーという料理人が働いてないだか?」

GM「するとその名前に険しい表情になり、『エルマーの知り合いか?あやつは……前男爵アントン様毒殺の嫌疑により、現在シグマー神殿の房に入っている。3日後に神明裁判となる予定だ』と言う」

ハーフリング小作農「ええ〜〜!!」


“近い親戚”エルマーが気になる小作農は従者、エルフ薬師とともにシグマー神殿に。ドワーフ2名と地図職人は先に居酒屋宿に。

神殿では小作農の親戚アピールと従者の《礼儀作法》が功を奏してエルマーに接見。エルフ薬師の〈世間話〉なども駆使して生真面目そうな若い司祭からも事件の情報を入手。

居酒屋では地図職人と大酒飲み船乗りが村の近況などを聞き込み。もう一人いるのだが…

トロール殺し「俺に世間話しろと?無茶言うな」

ですよねー。


さて、集めた情報により、

・2ヶ月前に前男爵夫妻が共に倒れ、数日後に死亡したこと。病状は14歳の嫡男ユリアンがナルンより連れ帰った医学者が診ていたこと。
・現在はユリアンが後を継いでいるが、年若いため前男爵の弟(ユリアンの叔父)でありシグマー司祭長のロータルが補佐の名目で共同統治、実質上辣腕を振るっていること。
・ロータルがハーフリングへの課税強化、難民を過酷な森の開拓に送るなどの政策を強行し、ハーフリングの中にはこれに抗議する者、さらにはロータルがズィルヴァニアの吸血鬼伯と通じていると断ずる者もいること。
・5日前になって突如、ロータルが『神の声を聞いた』という理由でエルマーを毒殺容疑で拘束、裁判結果次第で領内のすべての飲食業からハーフリングを締め出す、とチラつかせたため、政策に対するハーフリングの抗議行動が下火になったこと。

などがわかってくる。また、人間の住民はロータルの政策に強い抵抗を示していないこともわかる。これは、1500年前、ハーフリング郷・ムートランド創設された時に「自分たちの肥沃な農地をハーフリングに“かすめ取られた”」という根強い意識があることと、内心難民を煙たがっていることによることによるようだ。


ユリアンやロータル、そして、エルマーが力になってくれるかもしれないと語っていた男爵邸の女中(元男爵夫人の侍女)とも接触するため、翌日男爵邸を訪ねることに。

(続く 文責・見田) 
posted by 『ウォーハンマーRPG』体験会実行委員会公式ウェブログ at 22:47| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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